注文住宅の内装デザインはどう決める?具体的な手順をチェック!
内装のデザインの決め方が分からないという人のために注文住宅の内装デザインはどう決める?具体的な手順を大公開します!この記事を読めば、内装のデザインの決め方、内装のデザインを決める手順全てわかります。
注文住宅の内装決めは意外と難航しがち!
内装決めが難航する理由は、以下の4つです。
・家具家電との相性が分からない
・間取りのバランスが難しい
・家族との意見があわない
内装決めが難航しやすい理由を知ることにより、対策がしやすくなり、自分好みのおしゃれな内装に仕上げられます。それでは、順に解説していきます。
家具家電との相性が分からない
内装デザインと家具家電の相性はとても重要です。内装にこだわっても、家具家電との相性が合わないと思い描いたデザインと異なることもあります。内装デザインと家具家電、インテリアはトータルコーディネートで考えましょう。
間取りとのバランス
内装コーディネートは、お部屋の形や窓の配置なども重要です。デザインだけを見るのではなく、普段の使い勝手や収納量なども考える必要があります。
家族との意見があわない
マイホームづくりでは家族全員が主役です。そのため、好みのデザインが分かれてしまうことがあります。好き勝手に間取りを考えると、バランスの悪い内装になってしまいます。話し合いを重ねて意見をまとめ、マイホーム作りをするのがおすすめです。
注文住宅の代表的な内装デザイン
注文住宅の印象を決定づける要素として内装はとても重要です。代表的な内装デザインを5種類紹介します。
北欧
北欧スタイルの特徴は、木の床による自然の魅力とペンダントタイプの照明が特徴です。床材が明るい木質のハーチやメープルなどで、照明はペンダントタイプでデザイン性の高いものにするのがおすすめです。
シンプルモダン
シンプルモダンは、過度な装飾をせずに、シンプルにまとめた内装デザインです。もとがシンプルなので、ほかの内装デザインと組み合わせられます。しかし、たくさんの要素を追加すると、シンプルさが失われてしまうので注意が必要です。
ナチュラル
ナチュラルデザインは、木の木目や質感を楽しめる内装デザインです。木造建築を好む人にも適したデザインで、床材は明るい木目のある素材をベースに、ソファーやテーブルといった家具はモスクリーンなどで統一するのがおすすめです。また、壁は漆喰などの素材感のある塗り壁を用意できるとさらにおしゃれになります。
カフェ風
カフェ風の内装デザインは、自宅をまるでカフェにいるような雰囲気を味わえます。さまざまな工夫をすることで個性を出せる内装デザインです。オープンなLDKやカウンターキッチンを設置して、照明をペンダント式にすると、自宅をカフェのような雰囲気にすることができます。
インタストリアル
ヴィンテージ感などを好む人におすすめです。家具もアイアンフレームの棚やステンレスのキッチンなどを導入すると、より雰囲気を味わえます。
注文住宅の内装デザインはどう決める?
内装デザインを決めるポイントを下記にまとめたので紹介します。
フローリングの色と素材
フローリングは部屋の中でも広い面積を占めるので、内装の中でも特に大切です。
フローリングで良く無垢という素材が使われます。無垢とは、天然木を使用しており、自然な木の風合いと温もりが感じられます。また、調湿性、耐久性にも優れていることから、多くのフローリングで無垢が使われています。
品質にばらつきがあったり、材料費・工事費が高額になったりするデメリットもありますが、かなりおすすめの素材です。身体に触れる場所なので、見た目と肌触りも重要です。ショールームなどでサンプルをもらいながら、色や質感を確認しましょう。
壁材
フローリングと同様に、部屋の中でも広い面積を占めます。壁によって部屋全体の雰囲気が変わるので、慎重に選ぶことをおすすめします。
照明
オシャレな空間にするには、照明の使い方が大切です。ダウンライトを設置するなど工夫をすると、おしゃれ度がぐっと上がります。
コンセント
内装デザインを考える際には、コンセントの位置を必ず把握する必要があります。なぜなら、コンセントの場所を失敗したがために、家具や家電を置く際にたこ足配線になってしまったり、置けなくなったりしてしまう可能性があるからです。
家具や家電の配置も想定し、コンセントの場所を一カ所にまとめるのではなくまんべんなく配置するのがおすすめです。注文住宅の内装のデザインは、人によって決め方が違うので、パートナーや家族の方とよく相談して決めることをおすすめします。
注文住宅の内装を決める際の注意点
注文住宅の内装を決める際の注意点が3つあるので紹介します。
バランス
注文住宅の内装を決める際の注意点は、全体のバランスを考えることです。どういうことかというと、ひとつだけテイストが違うと、そこだけどうしても目立ってしまいます。
色の配色
とくに、色の配色には注意が必要で、使う色を3色以内にして、ベースとなる色・メインとなる色のバランスを取るのがおすすめです。そこで、1つ注意すべき点は、アクセントカラーを入れすぎないことです。入れすぎると、まとまりがなくなり、印象が雑になってしまいます。
一般的にベースカラー70%・メインカラー25%・アクセントカラー5%の割合を目安にするとよいといわれています。
実物のサンプルを見て決める
そして、カタログだけではなく、実物のサンプルを見て確認し、触って感触や色見を確かめるのがおすすめです。なぜかというと、小さなサンプルの時と、実際に内装に使用した時とでは、イメージが変わることはよくあるからです。サンプルを使った部屋の写真をみせてもらうと安心して確かめられます。
注文住宅の内装選びのポイントは、まず内装を具体的にイメージすることです。実際に生活している様子を想像しながら、内装のデザインを決めましょう。全体のバランスを考えて、色や素材を選びましょう。
まとめ
今回は、注文住宅の内装デザインの決め方や具体的な手順などを解説しました。内装デザインは、かなり大事なので、全体のバランスを考えながらじっくり検討することをおすすめします。