ワークスペースが欲しい!注文住宅を建てるときのポイントとは?

公開日:2023/03/15   最終更新日:2023/02/07


近年は自宅で仕事する機会が増加しました。完全リモートワークの企業も珍しくありません。また、オフィスを持たないフリーランスも多数存在します。これから注文住宅を建てるなら、仕事も生活も両立できるワークスペースを作っていきましょう。こちらでは、注文住宅を建てるときのポイントをご紹介します。

ワークスペースの種類

そもそもワークスペースとは、仕事する空間や場所を指します。在宅勤務が浸透している世の中では、リラックスして過ごす自宅にワークスペースを設けるようになってきました。机と椅子を設けるだけのシンプルなものから、まるで書斎のように大きなデスクと本棚を設置するものまでさまざまあります。

自分がどのようなスタイルで仕事したいのか考えてからタイプを選択しましょう。あくまで仕事をする場所なので、きちんと仕事ができるようにしたいものです。こちらでワークスペースの種類をご紹介します。

オープンタイプ

リビングや寝室などの一部にワークスペースを設けるタイプです。部屋に籠って作業することがないので、適度に家族と一緒に過ごしながら仕事したい人におすすめです。この際、自分専用の机と椅子にするというよりも、家族で共有する机と椅子にするとよいでしょう。書き物をしたいときや読書したいときも気軽に使用できます。

個室タイプ

部屋に扉を設けて個室のように空間を仕切っているのが特徴です。完全にオフィスのようになっているので、仕事に集中できるでしょう。フルタイムで決まった時間に勤務する人、オンラインや電話で仕事の打ち合わせや会議が頻繁に行われる人、集中して黙々と作業する必要がある人におすすめです。また、自分の性格上、少しでも音が聞こえると仕事に集中できないという人は最初から個室タイプを選択しましょう。

ワークスペースがあるメリット

こちらでは、ワークスペースがあるメリットを紹介します。

スペースを有効活用できる

ワークスペースは、階段下などのデッドスペースを有効活用できます。そこまで広さが必要ではない場合におすすめです。

家事の合間に作業できる

オープンタイプのワークスペースは、ノマドワーカーのようにパソコンを机に設置するだけで仕事に必要な道具がすべて揃う人におすすめです。洗濯や料理の合間にパソコンでメールを確認することや関係者とメールのやり取りもできます。また、家族が過ごす空間と距離が近いので、家族の存在を身近に感じながら仕事できるでしょう。小さい子どもがいる家庭では子どもにも目が行き届きます。

ひとりで作業に集中できる

個室タイプなら、仕事とプライベートを完全に分けて仕事したい人は、まるでオフィスのように仕事に集中できるメリットがあります。また、オンライン会議や電話も、周囲の雑音を気にすることなく対応できるので、仕事のクオリティも上がるでしょう。そして、社内の情報が外部にもれにくいという点でも安心です。

ワークスペースを作るときの注意点

4つの注意点を紹介します。ワークスペースを設けるだけではなく、実際に使用したときに使いやすいスペースにする必要があります。また、家族も一緒に暮らしている空間なので、きちんと配慮できるようにしましょう。

使い勝手をよくする

ワークスペースを作っただけで、まったく使用しないことも珍しくありません。自分にとって使い心地がよくないと使わなくなってしまうので、実際にワークスペースで仕事している姿を想像しながら作りましょう。家事の合間に作業できるスペースを求めているのか、ひとりで作業に集中できるスペースを求めているのか、きちんとイメージしてから作ってください。

収納スペースも設ける

パソコンとインターネット環境さえあれば仕事できるノマドワーカーの場合は別ですが、プリンターや資料などが仕事で必要な人は、そちらも設置できるスペースが必要でしょう。書籍などを収納できるスペースも設ける必要があるかもしれません。本格的な書斎のようなスペースが必要なときは、机と椅子だけではなく、本棚や収納ボックスなども準備しましょう。

家族と過ごす時間が短くなる場合もある

仕事に集中し過ぎると、家族と過ごす時間が短くなってしまうでしょう。とくに個室タイプのワークスペースではそのような傾向があります。食事や団らんの時間をきちんと設けて、家族とリビングやダイニングで過ごすようにしましょう。あらかじめ仕事の時間を決めておくのもよいでしょう。

部屋数に余裕がないと個室タイプは難しい

現在生活している自宅の部屋数に余裕がないと、仕事だけの部屋を設けるのは難しいでしょう。この場合は、オープンスペースに仕切りなどを設けて、半個室タイプにするのがおすすめです。

まとめ

ワークスペースは、机と椅子さえ準備できればすぐに自宅で仕事できる場合と、プリンターや本棚も準備しないと仕事できない場合があるでしょう。防音室や仕事部屋の内装にこだわったデザインを採用しない限り、そこまで初期費用はかからないので、月額料金やドロップインを採用しているコワーキングスペースよりも金銭的な負担は軽減します。このような働き方は、時代が進んでも変化しないことが予想されるので、これから注文住宅を建てる人はワークスペースを設けましょう。

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